理学療法士が行うリハビリは、大きくわけて「運動療法」「物理療法」「日常生活活動訓練」の3つがあります。

「運動療法」は、さまざまな訓練によって運動機能を改善する療法です。具体的には、ダンベルなどを使って筋力を強くする「筋力増強訓練」、関節を曲げたり伸ばしたりして関節の可動範囲を広げる「関節可動域の訓練」、バーにつかまったり歩行器を使ったりして行う「歩行訓練」などがあります。

「物理療法」は、物理的な手段を使って、痛みを軽減させたりリラクゼーションの為に行う療法です。具体的には、ホットパックやパラフィン、超音波などで皮膚を温めて痛みを軽減する「温熱療法」、温熱、浮力、水圧などを与えて、患部とその周辺の血流を良くすることで治療する「水治療法」、赤外線やレーザーなどを使って痛みを軽減するなどする「光線療法」や、電気刺激や電波を使って麻痺やしびれを軽減する「電気治療」があります。

「日常生活活動訓練」は、食事、更衣、整容、排泄、入浴、移動といった、基本的な身の回りのことができるようにする訓練で、作業療法士とも協力しながら行います。もちろん、これが全てではありませんが、クライアントの症状に応じて、どんなリハビリを行うかは違いますし、複数の障害がある場合は、いくつかのリハビリを組み合わせることになります。

僕も、それぞれの療法を勉強し、実習などで患者さんの対応などをさせて頂いていますが、その時感じることは、リハビリは、理学療法士と患者さんが一緒になって頑張らなければならないということです。手術をしたり薬を出したりは、医者がすることで、患者側はどうしようもないのですが、リハビリはちょっと違います。

リハビリは、回復に向けて、患者さんと理学療法士が一緒に努力をしなければならいんです。ですから、僕が理学療法士になったら、患者さんの言葉によーく耳を傾けて、一緒に努力していこうと思っています。

また、もし皆さんの周りで理学療法を受ける人がいたら、自分の体を状態をできるだけ細かく伝えたり、疑問や不安に思ったことはできるだけ質問したり、受け身ではなく治療に参加するよう伝えてみて下さい。結果的には、その方が回復が早まると思いますよ。



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